法政大学ゼロ・エネルギー・キャンパス(ゼック:ZEC:Zero Energy Campus)構築 プロジェクト参加者募集

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 気候変動は地球規模の危機であり、人類の存続をも左右するものです。気候変動の影響は、年々厳しさを増しており、世界各国は脱炭素社会の実現に向けて、産業・経済・社会の変革を強く推し進めています。温室効果ガスのほとんどが化石エネルギー起源であり、エネルギー分野の脱炭素化、すなわちエネルギー転換こそ重要であり、そのためには、エネルギー効率の向上と、再生可能エネルギーの拡大が必要です。そして、再生可能エネルギーの拡大により、中東の化石燃料やウランへの依存を減らせば、エネルギー安全保障に貢献し、脱原発を促進させることができ、また地域分散型の再生可能エネルギーは、災害に強い地域づくりに寄与できます。現在、地域に根ざした主体による再生可能エネルギー発電事業や自治体新電力などが多数生まれつつあります。
 本学キャンパスの二酸化炭素排出量は、東京の大学の中でも相当大きく、脱炭素キャンパスへの転換は、学問的研究テーマとしても、本学自らの責任ある行動としても重要です。こうした状況を踏まえ、法政大学サステイナビリティ研究センターでは、本学教職員、学生等の参加を得、また民間企業等とも連携して、法政大学ゼロ・エネルギー・キャンパス構築プロジェクトを進めることにしました。

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 そこで、この趣旨に賛同する、本学教職員、学生、その他本学関係者にプロジェクトに参加し、21世紀の新しい法政大学をつくっていくことを呼びかけるものです。具体的には、本学の様々なデータ・実態を検証し、エネルギー・マネジメントの活用、エネルギー効率化および再生可能エネルギーの最大限の利用をハード面の柱とし、その推進、運営・経営や普及啓発、資金調達などゼロ・エネルギー・キャンパスの実現に係る課題を検討・研究し、実践へと繋げていきます。(計画については、資料「ゼック進め方ドラフト」を参照)
 参加希望の方は、事務局までご連絡ください(含問い合わせ)。
 また、第1回研究会(兼説明会)を次のように開催します。奮ってご参加ください。

  • 日時:2018年5月18日(金曜日)15時~17時 (2019年3月まで毎月第3金曜日開催予定)
  • 場所:市ヶ谷キャンパス 80年館7F 丸会議室
    *研究会後に懇親会もあります*

法政大学サステイナビリティ研究センター

ゼック事務局:壽福眞美 mjfk@hosei.ac.jp
(PL:谷口信雄 サス研客員研究員・地域政策デザインオフィス理事)